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   成功する企業革新のポイント   「小さな会社だから勝ち残る」より


     第1章  会社の活力化を目指す

代表取締役社長 中田 耕治

1 よい会社には「活気」「変化」「厳しさ」がある


(2) よい会社は、常に「変化」している


会社が勝ち残っていくための必要条件は、会社を取り巻く経営環境への「適応」です。
これは会社だけでなく、人間や動物の社会でも同じです。
よりうまく環境に適応できたものだけが、生存競争を勝ち抜いて社会に生き残り、繁栄していくのです。
そして、今、会社を取り巻く経営環境は激変しています。
その激変する環境変化に適応していくことは、会社自体が急速に変化していくことであり、その「変化」が、勝ち残りの必要条件になります。
では、何を変化させるのかですが、会社には変化させる対象は数多くあります。

まず、顧客に提供する製品やサービスがあります。
会社が提供する製品やサービスを顧客が受け入れてくれなければ、売上高が減少して、すぐに倒産です。
そうならないように、現在の製品やサービスを、顧客の要望により受け入れられるものに変化させていくことが必要です。
すなわち、顧客の欲しがる製品やサービスを見つけ出すこと、また、製品やサービスのQ(品質)・C(原価)・D(納期)をレベルアップすることです。

次に、製品やサービスを作り出す「4M・I」の変化があります。
・1M … Man  (人)
  ・2M … Machine  (機械)
  ・3M … Material  (材料)
  ・4M … Method  (方法)
 ・I  … Information (情報)
Man(人)に関して変化させるものは、社員の目標や役割、仕事への意気込みや能力、また、組織などがあり、(Machine)機械では改造や最新鋭機の導入、さらに、レイアウト変更などがあります。
Material(材料)では、新材料の採用や仕入先の変更、Method(方法)では、新たな作業標準や事務標準への変更、Information(情報)では、業務のパソコン化や情報ネットワークの構築などがあります。

さらに、これらの4M・Iを動かす経営方針、また、その根底にある企業風土や企業体質といわれるものまで無数にありますが、これらの何かが日々変化していないと、会社を取り巻く環境の変化に取り残されます。
そして、その日々の変化が一ヶ月単位では目に見えたり、また、肌で感じられることが必要です。
ときどきお越しになるお客様から、「貴社は、いつも何かが変わっていますね」と言ってもらえるようなら、よい会社であると思います。
もちろん、その変化がよい方向であることは大切ですが、変化している限りよい方向は見つかります。
変化しないと取り残されることは、まちがいありません。


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